お知らせ
「対局力」とは？
対局力とは「対局本番で最高のパフォーマンスを発揮する力」を指します。
対局本番で最高のパフォーマンスを発揮するためには、以下２つの要素が特に重要です。
1. 脳の力を最大限に高める
2. 本番をベストなコンディションで迎える
将棋やチェスの強さの実力を表す指標として「棋力」という言葉があり、棋力は「３級」「二段」といった形で表されます。
将棋が強くなりたい、チェスが強くなりたいと考えたとき、多くの人は定跡を覚えたり、詰将棋や次の一手問題といったものを解いたり、プロの試合を見たり、実際に対局を重ねるなどして、棋力を上げようと努力します。
もちろん、これらのいわゆる「将棋トレーニング」は棋力を高める上で重要な要素の一つとなりますが、棋力を支えているのは「脳」であり、脳自体のパフォーマンスを最大限に高めることで、試合（対局）に勝つ力が高まっていきます。
例えば、睡眠がとれなかった翌日や、ご飯をたくさん食べた後に睡魔が襲ってきた際、勉強や仕事などにうまく集中できない、と感じた経験はないでしょうか？
たとえ棋力がすごく高かったとしても、試合本番時に睡眠不足やエネルギー不足、体調不良といったコンディションであると、棋力を100%発揮することはできず（＝本来自分が持っている実力を発揮しきれない）、たとえ棋力ではあなたより格下のプレーヤーが対戦相手であったとしても、負けてしまう可能性が高くなってしまいます。
ドリームアカデミアでは、棋力向上のための将棋トレーニングを行うと同時に、棋力を支える脳の力を高めるトレーニングや、脳とカラダのコンディションをより良くする方法をお伝えしていきます。
また、より良い手を考え続ける「脳とカラダの体力」や、負けそうになっても諦めずに粘り強く考え続ける「精神力」を鍛えていくことで「対局力」を向上させ、棋力が高いだけにとどまらず「試合に勝てる力」を養っていくことが重要となります。
対局力ピラミッド
なかなか棋力が上がらない、という方も、その土台となる体力や精神力、脳力を鍛えていくことで、確実に棋力向上につながっていきます。
また、体力・精神力・脳力の向上は、学校の授業を受ける集中力の向上や、じっとしていられる抑制力、先生の話を聞きながら重要なポイントをメモするといった行動で重要となるワーキングメモリ（記憶力）など、将棋以外の活動にも大いに役立ちます。
ドリームアカデミア将棋教室、チェス教室を通じて、棋力にとどまらず、人間性や自己管理能力、自己実現能力などの成長の機会をつくっていければと考えております。